マーケティングを考える
- Mayumi Sakurai
- 4月19日
- 読了時間: 3分

ちょっと前になりますが、本屋さんにテキストを買いに出かけました。
誰のだったのだろう?あるいは教室のだったかな?
久しぶりに入る本屋さんの入り口を入ってすぐ、森岡毅『確率思考の戦略論』という本が平積みされていました。
そう言えば、そのちょっと前に、久しぶりに森岡毅さんが新刊を出されたということをお聞きしていたのでした。
ご存じの方もたくさんおられると思いますが、森岡毅さんというのは、神戸大卒のマーケター。
まずは、入社すれば誰もがマーケティングを学ぶことができるというP&Gに入社され、その後、その当時低迷していた、大阪にあるUSJをV字回復した人としてよく知られています。
大阪を遠く離れてしまっているので、昔遊びに行ってから、USJにそんなことがあったことも知りませんでした。
ただただ、その本の内容がとても面白かったのです。
手に取ると、たまらなくなりましたが、結構高額。
でも、とってもほしくなってしまい、お誕生日のプレゼントは何が欲しいか?と訊ねられていたのを思い出し、
これにしよう!
と決めました。
読んでみると当たり!の本でした。
ビジネスマンであるところの気持ちを思い出させてくれる本でした。
正直、ここ数年、プライベートのことへの対応に忙しく、代表業らしいことは後回しになっていました。
目の前の生徒さんへの指導を怠ったことはありませんが、それ以上のことをする余裕もなかったし、環境の変化に対応するのでいっぱいだったのです。
塾で何かあれば、対応していました。
対応できない場合は退塾をお勧めしたこともありました。
でも、それ以上に、チェリーに合っている人に、チェリーがどんな塾かということをお伝えするようなことに時間を割くことができなくなっていました。せいぜい、ブログを書くくらい。それも以前よりは少なくなっていました。
ところが、この本を読んで、思い切り感じるところがあり、少ない時間で?私はまた以前のように楽しく、代表の仕事をササっとやってしまったのでした。
そうすると、その途端、パタパタと生徒さんが入塾され、しかもそれもなぜか、今まで方向性が○○、と悩んでいたのに、あっという間に思う方向に行ってしまったのです。
なんで?
人のやる気って、そういうものだということでしょうか?
そこで櫻井は何を考えるか?
『世界は経営でできている』という本がありますが、まだ読んではいないものの、それはそうだろうなとタイトルには共感することばかり。
すべては経営のはずです。
だから、学校経営とも言うし、家庭経営という表現もあります。
古文の世界では、誰かをもてなすことも、経営と書いて「けいめい」と呼びます。
もちろん、受験指導に使おうというわけです。
受験指導も、指導自体が経営です。
何年も前に、もしドラと呼ばれる『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』が話題になったのをを思い出したのです。
私も読んだし、もちろん教室の書棚にある本なのですが、その後、経営するにあたり、ドラッカーはいったい何冊読んだことでしょうか?読むたびに目から鱗。
利益というのはその企業の社会貢献の尺度
などという言葉には、心底痺れました。
この言葉があれば、安心して経営ができるというものです。
目標を社会貢献にしていれば間違うことはないわけです。
生徒さんの受験指導も、指導自体が経営。
私の代表としての仕事も経営です。
この言葉の意味をもう一度ちゃんと考えるべき時が来ています。
みんなをあるべきところまで引っ張っていくために。
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