お子さんを勉強する気にするためのアドバイスー中間考査が終わって・・・。
アドバイスその1 -一緒に成績をしっかりチェック!
まずは成績を一緒にしっかりと検討することから始めます。
その時に、あれこれ言わずにとにかく冷静に分析します。
数学なら、計算で間違えたのか、あるいは応用問題ができなかったのか?
それも単なるミスで失点しているのか?あるいは文章の読み違えか?
ああ、ここはこれで点数を落としたのね!残念だったね!というように。
そして、もちろん得点できているところを指摘することを忘れずに。
アドバイスその2 - テスト期間中の学習の在り方のチェック!
試験勉強がしっかり計画的にできていたかどうかをチェックします。
部活や行事などに押されて時間が取れなかったりしたのなら、スケジュールを早めに組んで実行することをアドバイスします。また、日ごろの勉強の仕方や時間を一緒に検討します。
中学生でも、毎日15分の勉強を続けるだけでもずいぶん成績に影響するものです。
最初からたくさん勉強することを提案するよりも、夕飯前の15分、とか寝る前の15分、などというようにハードルを下げるのも一法です。
15分×30日=450分。
7.5時間。
少ないように見えて、全くしないのであれば、ずっと長いはずです。
1日30分なら、ひと月に15時間。
ちょっとまとまった時間になってきます。
1日1時間ならひと月に30時間。
するとしないのとなら、全く違う時間です。
大学の心理学の教授が、かつておっしゃっていました。
成績を伸ばすのに一番いいのは褒めること。
次は叱ること。
一番良くないのは無関心だそうです。
お子さんの成績に関心をもってあげて、一緒に学んでいるという気持ちがお子様に安心感を与えます。
アドバイスその3 - 親御さんも一生懸命
親御さんの背中を見て子どもは育ちます。
親御さんが自分たちのために一生懸命に働いている、あるいは家の用事をしてくれている、ということはお子さんに大きく影響します。子どもたちにだけ勉強しなさい、つまりは一生懸命に頑張りなさいと言っても、なかなか言うことを聞いてくれません。
アドバイスその4 - 思い通りにしようとしない
教員時代、生活指導をしていた頃の実感ですが、生徒を思い通りにしようとしても無駄です。
思い通りにするということ自体が無駄なこともありますが、それよりもむしろやる気になるような言葉掛けをしてあげる方がいいと思います。
お子さんが頑張っていることを一つだけでいいので毎日褒めてあげてください。
認められるとその子は自信が着き、やる気になります。
アドバイスその5 - 安心感は家族が一緒という気持ち
家族みんながしあわせであるということ。
互いが互いを思いやるというスタンスが大事です。
子どもにとって一番しあわせなのは親御さんが仲がいいこと、という言葉もあります。
マザー・テレサの言葉ではありませんが、しあわせは家庭からです。
次に職場の人やご近所。
周りの人と仲良く暮らすという気持ち。
受験は競争ですが、美しい競争をした人が勝ちます。
自分との闘いです。
よりよい人生、よりよい自分を目指しましょう!
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