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なんでそうなるわけ!?


若い娘でもあるまいし・・・。


土日の休暇。

相当疲れが溜まっていたらしく、休ませてもらった。

あまりにどこにも出掛けないとなると、それはそれで問題かな・・・?と思い、母を誘って、夕飯にでも、あるいはカフェでお茶でも、ということになる。

私の運転で遠出をするのを好まない母は(ちょっと足がつった、と言ったことをいつまでも覚えていて、運転の途中で、そういうことにならないか?と心配し出すらしい。)、私の提案を却下しそうになることもあるけれど、そんなことをかまっていたら、母にカビが生えてきそうね!と言って、外に連れ出すのである。


最近のお気に入りは、小矢部の三井アウトレットパーク。

ここがお気に入りなのは、入り口にアルマーニがあり、かつてのお師匠様は、やたらと洋服にうるさい方で、ビジネスマンたるもの、というところがあったし、何より、その先生のセミナーに行ったときに泊ったホテルのお向かいがアルマーニのお店で、お店の人とお話しするだけでも、私はちょっとばかりビジネスマンの自分を思い出すことができるからである。

とはいえ、ダイエットしなければ着られないし、アルマーニに身を包むほどの仕事をしているわけではないので、お店の人に、「着やすいですよ・・・。」と勧められても、当然買おうと思えるわけではない。

ビジネスマンとしてのモチベーションに使うというもので・・・。

とりあえずレディースがあることに驚き、でも、頭の片隅で、このワンピース、布買ってきたら縫えそう・・・、と思うし、ジャケットもどうも縫うという発想になるところが、どうもビジネスマンらしくはないな。(笑)

当然値段も気にしているし。


それから、家族で大好きだった紅茶のルピシアがある。

ここでお茶だけではなくて、あれこれお菓子などを買ってみたりするのが好きである。

先日は、まさに日本の色、という三輪そうめんをお勧めされた。

けど、このおそうめんは私の感性に合わなくて、それはやめたけど、あ、何買ったんだっけ?


ということで、できてから一度も行ったことのないアウトレットパークに出掛けること三回目。

先日は、お鍋やら、家電製品などを見ては喜んでいたけれど、この鍋重いね、などと言っては却下。

というか、だいたい私が調理器具にうるさいので、先日も、ちょっと凝ったざるを勝手に買ってしまったところだったし、これ以上買う必要もないのに見てしまう。


というところに、栗原はるみさんプロデュースのお店があり、私が、

アッ、栗原はるみの・・・、と言ったその時、

いやあ、あのカーディガン、可愛くない?

と言われ、まあ、そうおっしゃるのなら、試してみても・・・、と中に入ってみた。


栗原はるみさんと言えば、お母さまのレシピを載せられた本がお気に入りで、私はこの方のレシピで白和えをマスターしたし、思い出の本である。その白和えはホーム・パーティーでも、それ以上に大事な席でも、私を助けてくれたレシピである。


あかんで、行っといで。

と言われて、自分の責務を全うしに行った場面でも、その白和えは大活躍だった。

怒鳴りつけられながら、しんどい立場になることがわかっていながら、行け!と二人の先生が言ってくださった。

一人は、朝、私にしばらく身体を休めるように・・・、と言っていた張本人。

もう一人は、新卒で勤めた学校で、奥様と私が親しくしていただいていた、小学校の校長先生だった。

罵声浴びせられたら、浴びせられたらいいんだよ。

このお二人は、私のことをどう思っているのか・・・?

それ以後の生活を考えたら、その場から逃げていいことなどなかったのだということが、今ならわかる。痛いほど。

でも、当時は、この二人、鬼か・・・、と思った。

親身さゆえの、鬼のように厳しい言葉だった。


そんな深い思い出があることを知る由もなく、可愛い母は、可愛い声を上げて、

あれ、可愛くない?

と言っている。


素敵な店員さんが、着せてくださった。

ちょっと派手だと思うけどなー。昨年の受験生には好評だった色で、同じ色のカットソーは持っているし、今日も着ている。

まあ、候補として、おいておいて(どうも、買わなければいけない雰囲気である。いや、店員さんではなくて、母が・・・。)、ほかにも、この秋、ちょっとほしいなあ、と思っていた、ベストなどもある。最近お洋服を選んでいる気持ちの余裕がなくて、生徒さんたちに失礼なような気はしていたので、まあ、勧められるなら、ここで・・・、と思いながら、試着。その横のワンピーズもあり、先日からパープルのニットのワンピーズがあれば、冬場、教室が明るくなるかもね!などと考えていたので、ワンピーズも試着する。


いいやん、いいやん、を店員さんと連発している母。


こんなお買い物していいかなあ・・・。と言った私に、すかさず母は、

いいやん。私が払うわけではないんやから。


と言っている。このノリ、完璧大阪人。


どれも似合うやん。いいやん。


と言って、買った私の横で、喜んでいる。

私はお皿とかマグカップとか調理器具が見たかったんだけどね・・・。



という話を生徒にしたら、ウケにウケた。

おとなしい子まで大笑いしている。


若い人用のショッピングセンターだと思っていたけど、私達でも買いたいな、と思えるものもある。

大抵、冬期講習前になどにお洋服のことを考えるのだけれど、こういうことになるとは思わなかったなあ・・・。


まあね、もう少ししたら着てくるから、待っててね!

などと言っている。


どうも私は生徒たちに楽しい話題を提供するような生活をしているようで・・・。(笑)


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