それぞれの生活
家族だからと言って、過干渉気味に、誰かの心に立ち入ったり、踏み込んだりしてはいけないと思う。
それぞれに社会と関わって、でも、ときに安らぎとしての、そして、基盤としての家族があるというのはいい。
幼稚園に子どもを通わせているとき、あるいは小学生の時、特に娘が心配で、ついつい今日はどうだった?と訊いてしまっていた。少々の困難なことや嫌なことなど、結構子どもも乗り越えていく力を持っているし、気の合わないお友達、ときに合わない先生の方が自分を伸ばしてくれたり、時には失礼ながら反面教師的にいろいろ考えさせてもくれる。
でも、ここは、というときには親が出て行ったり、高齢の親のことなら子供が出て行ったりすることは大事だと思う。
心配でない子は、本当に心配しないもので、もしかしたら信じているということになるのかもしれないけれど、別に大丈夫、と思えるところもあった。
それでもつい心配してしまうのが親心である。
将来についてもそうである。
ついつい心配してしまう。
自分のようにならないように・・・。
あるいは、自分が頑張ったから、同じようになってほしい、という心配の仕方もあることを最近知った。
実は、これさえあれば、あるいは、これがなければ困る、というようなものはそんなにないのかもしれない。
時代が違う、と言われれば終わりだけれど、帝国ホテルで、コックから始まり、鍋磨きをさせてもらって、やっとソースをなめさせてもらえるようになった、と言われるコックさんで、帝国ホテルの取締役にまでなった方(これは高校生の現代文の教科書を読ませてもらって、その一部を読んだ『帝国ホテル厨房物語』を書かれた村上信夫さんのお話であるが。)は、小学校も卒業しておられない。
田中角栄だって、東大卒の外交官を閣僚に従え、総理大臣の重責を見事に果たしていたことなどを考えると、あるいは言わずと知れた、Panasonicの創業者である松下幸之助も、小学校を卒業していないはずだ。
今、経営者の方々に出会うと、やっぱり学歴のある方が・・・、という言葉をお聴きする。
確かに学閥も存在するし、勉強していて、あれば邪魔になることはあまりないかな?ただ、勉強してきたことに甘えて、そのことだけでその後の人生を送れるか?というとそんなに世の中は甘くないのも事実である。
もちろんそれは確かな面もあるだろうけれど、ないならないで、工夫の仕方もあるはずで、ないからこそ見えるものもあるだろうと思う。
○○だったら、これがあったら、あるいはこれがないからできないんだ、ではなくて、ないならないなりに前に進んでいくのはどうだろうか?
よくビジネスを始めるのに、お金があったらできるのに、という人は、お金があってもできない、と言われる。
ないならないなりに、いや、ないからこそできることもあるのかもしれない。
私は、条件を言うことが嫌いである。
たとえば一番言われて嫌なのは、能力あるから・・・、と言われること。
これでは、もともと能力があって、努力していないみたいではないか!?
と思っているけれど、私はどちらかというと、美貌と性格で売ってるんですけどね!
そこ笑うとこですが・・・。(笑)
さっきも23歳の男性に、さんざん、櫻井さんきれい、肌がきれい、唇、リップ塗ってます?
とか言われて、返してしまった。
私を喜ばせるには、勉強か、仕事を褒めたら簡単です!と。
なんとその方のお母さまと私は同い年だったという・・・。ハハハ。
女性だから、お世辞でもきれいだとかなんだとか言われて、喜ぶような人間だったら嬉しかっただろうな。
ただし、若く見えるのは歓迎である。先ほども、一回りも若く見られて、ああ、まだまだいけるな、と思った次第。
いや、仕事と勉強ね!
女性として、というのは、この際、超絶面倒くさいので結構です。(笑)
今日、友達と電話で、母が、初診で見ていただいたお医者様が素敵だと言って、ときめいていて、いいわねー!と笑っていた。いや羨ましがっていた。
我が子たちよりも若い先生にときめくおばあちゃん、いつまでも素敵な女性でいいですね!しかもなんだか可愛い様子でしゃべっている。どう見ても私よりもずっとずっと可愛いではないか。
お医者様のところに行ったときの私の、冷たい雰囲気、自分でもなんとかならないか、と思っている。
だいたい、先輩や同級生たちの顔が浮かぶのが良くない。
でも、先日の先生は、私も素敵な方だったのは、認めます!
どこの先生かは、その友人にしか言いません。ちなみに総合病院です。これがヒント!(笑)
ちなみに、オーブンレンジの話をしていた。
○○、安くなってたよ!などと情報交換。
ほしいオーブンの機能がそれぞれ好みがあるけれど、私は、できるだけ調節も自分でしたい。
オーブン任せはあまり好きではない。
できれば、専門家が使うガスオーブンなど使ってみたかったなあ。
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